4月度の御報恩御講に参詣致しました。
御書は『上野殿御返事』
「願はくは我が弟子等、大願ををこせ。去年去々年のやくびゃうに死にし人々のかずにも入らず、又当時蒙古のせめにまぬかるべしともみへず。とにかくに死は一定なり。其の時のなげきはたうじのごとし。をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ。つゆを大海にあつらへ、ちりを大地にうづむとをもへ。
【通釈】 願わくは、 我が弟子ら、 大願を起こしなさい。 去年一昨年の疫病で死んだ人々の数に入らなかったとしても、蒙古の襲来からは免れるとは思えない。 とにかく死は定まっていることである。 その時の歎きは(法難を受けている)今と同じである。 ならば、 かりそめにも法華経のために命を捨てなさい。 露を大海に入れ、塵を大地に埋めるようなものと思いなさい。

御書は『上野殿御返事』
「願はくは我が弟子等、大願ををこせ。去年去々年のやくびゃうに死にし人々のかずにも入らず、又当時蒙古のせめにまぬかるべしともみへず。とにかくに死は一定なり。其の時のなげきはたうじのごとし。をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ。つゆを大海にあつらへ、ちりを大地にうづむとをもへ。
【通釈】 願わくは、 我が弟子ら、 大願を起こしなさい。 去年一昨年の疫病で死んだ人々の数に入らなかったとしても、蒙古の襲来からは免れるとは思えない。 とにかく死は定まっていることである。 その時の歎きは(法難を受けている)今と同じである。 ならば、 かりそめにも法華経のために命を捨てなさい。 露を大海に入れ、塵を大地に埋めるようなものと思いなさい。
