私たちは産まれ生きる 時を選ぶことができません。 古の時代、生まれたばかりの釈尊の相を見てこの子は将来俗世間に育てば転輪聖王となり出家すれば一切種智を悟って必ず仏になると予想した。阿私陀仙人は既に九十歳である。私は太子の成道を見ることなく死なねばならぬのは悲しいと悔やんだと言います。

撰時抄に曰く
「例せば阿私陀仙人が悉達太子の生まれさせ給ひしを見て悲しんで云はく、現生には九十にあまれり、太子の成道を見るべからず、後生には無色界に生まれて五十年の説法の座にもつら連なるべからず、正像末にも生まるべからずとなげきしがごとし。道心あらん人々は此を見きゝて悦ばせ給へ。正像二千年の大王よりも、後世ををも思はん人々は、末法の今の民にてこそあるべけれ。」

宗祖日蓮大聖人御聖誕800年に因み有難いことだと思いました。